瞼の裏側にはいつも笑顔の神様がいる

5月, 2007 のアーカイブ

夢と魔法の国

妊婦の奥さんを連れて、鼠の王国に行く夫婦のCMがありますよね。
それで、巨大な三木鼠の縫いぐるみを旦那が買います。

「こんなに大きなの、私持てないよ。」

と妊婦の奥さん。
すると旦那は・・・

「これは君に買ったんじゃないよ。」

と、素っ気無い返事。
間髪いれずにこの旦那、妊婦のおなかに向かって・・・

「はじめまして、三木です・・・」

とお腹の赤ちゃんに向かってご挨拶。

一見微笑ましい光景に見えるシーン。
しかし、このCMを見ていたうちのカミさん。
ムッとした表情で言いました。

「バカ夫婦。妊婦連れてあんな混む場所に行くな。万が一の事があったらどうするんだ?。」
「子供を生むなら、子供のために自分達の楽しみは少しくらい控えるという気持ちがなきゃ。」
「こういう親が、自分達の楽しみのために子供を蔑ろにするんだ。」

そう言えば、彼女は妊娠していたときも生んだ後も、大好きな鼠の王国には行かなかったな・・・。
妊娠後初めて行ったのは、キアヌが3歳になってからでした。
たかがCMでそこまで言う事はないだろう?と思う方もいるかもしれません。
しかし、大きなお腹を抱えて、それでも自分達の快楽に走る夫婦を、カミさんはバカみたいに見えたのでしょう。

前の記事でも書きましたが、パチ屋で子供を車の中に置き去りにする親が、いまだに多いと聞きます。
また、赤ちゃんポストなる不可解なものまで出来てしまった事実・・・。
よく「親の資格・・・」なんて言葉を聴きます。
親になるのに、資格が必要なんでしょうかね?。
自分の子供を愛するなんて、そんなに難しい事なのでしょうか?。

たかがCMに目くじらを立てるうちのカミさんを、少しは見習わなきゃいけないのかも知れません。

ギャンブル狂の詩

テレビのCMを見ていて思う事があります。
パチンコ機、パチスロ機のCMが、非常に多いなと・・・。
なにやら色々なキャラクターを登場させて、話題を集めたりしています。
しかし、中には微妙なキャラクターもいたりして・・・。
パチスロ「侍ジャイアンツ」ってどーなんでしょう・・・?。

私がかつてダメ人間だった頃(というと、今は違うのか?と言われれば身も蓋もございませんが)ギャンブルはかなり好きでした。
現在は、諸般事情で引退をいたしましたが。

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それにいたしましても、とどまる事を知らないパチンコ業界ですね・・・。
すっかりギャンブルという依存症から抜けた今になって思う事は、パチンコ屋さんって世の中の役に立っているのかと?。
実は、数年前に私の家の近所のパチ屋さんであったんですよ、すごい事件が。
パチ屋さん開店時間の数分後、其のお店のトイレから悲鳴が聞こえたそうです。

(」゜ロ゜)」 ナント

一人の女性が、トイレで首を吊って亡くなっていたんだそうです・・・。
パチンコで借金を作って、その恨みから借金を作ってしまったそのパチ屋のトイレで恨みを晴らしたとか・・・。
もちろん、借金をしてしまうまでのめりこんでしまったのは、その人が悪いのでしょう。
その他にも、パチンコって色々と問題があると思うのです。
車の中に子供を置き去りにする親とか・・・。
まぁ、それもこれもそういった行動をしてしまう人が悪いのでしょうけどね。

勿論、パチンコ業界に身を置かれている人は、無くなっては困るでしょう。
しかし、パチンコ機に使っている技術は、その他もっと役に立つ事に使えないでしょうかね?。
人間とは弱い生き物でして、楽しい事や楽な方向に意識が向いてしまうものです。
時には、自分にとってかけがえのないものを蔑ろにしてまで・・・。

そして、こういった問題が多い業界を仕切っているのが、警察や公安の天下り先だってご存知でしたか?。
私は、この部分が一番腹が立つんですよね。

そして、真っ昼間からパチ屋で遊んでいらっしゃる皆さんへ。

働けぇ!

アイゴ・・・

韓流ブームなんて言われて久しいですね。
日本では、訳のわからないオバちゃん達が、韓国の俳優さんや映画を見てテンションを上げています。
例えば、某みどりさんという奥さんと、タキシードを着ながらおまっとさんと言っているご主人のご夫婦。
韓流が講じて韓国に留学しようなどと言っています。

〇〇サマかっこいい~!と奇声を発する日本のオバちゃん。
今日の夜に放送した映画「パッチギ!」はご覧になったでしょうか?。
この映画は、韓国の俳優さんは出演していません。
日韓の間にある、埋める事のできない深い溝。
それを超えようとする若者達・・・。

「お前は何を知っている?何も知らんじゃろうが!。」

この台詞に全て集約されているのかも知れません。
そういう私も、何も知りません。
私たちが何をしたのか・・・。
彼らが私たちをどう思っているのか・・・。
だから私は、韓流などといって浮かれられないのですよ。
恥ずかしくて・・・。

あちらの作品が優秀なのも知っています。
そういった作品に、全く触れていない訳ではありません。
ただ、日本の恥のような振る舞いを、いい年をした日本人にして欲しくないのです。

韓流等と言って浮かれている者へ。
イムジン河という歌をご存知だろうか?。
その歌は、十数年前に日本語に訳されたが、歌う事はできなかったという事実は?。
変なブームに乗っかって浮かれる前に、この曲を聴いて欲しい。
そして、歌詞を理解して欲しい。

誰が祖国を2つに分けたのか・・・

いいか!ミーハーばばぁ!
この曲を聴いて、浮かれられるものなら、浮かれて見ろってんだ。

うさぎうさぎ・・・

更新が遅くなりまして、申し訳ございません。

息子のキアヌと、ペットショップに行って来ました。
いや、別に生体を買おうというわけではなく、エンドリケリーのえんどう君の餌の生きた金魚を買いに。

キアヌはこのショップにいるうさぎが大好き。
リードを付けて店内に寝そべっているうさぎさんのところから離れません。
現在我が家では、マリネという老猫がいます。
マリネは、私達夫婦が結婚する年にカミさんが拾ってきた猫です。
もう、12才でしょうか・・・。
マリネは、キアヌが頭を撫でている時も、非常に迷惑そうな顔で、隙を見計らって逃げてしまいます。
しかし、キアヌはマリネが大好き。
以前は、キアヌが近づいて来ただけで一目散に逃げていましたが、最近では迷惑な顔をしながらも頭を撫でさせていますので、少しは仲良くなってきたのでしょうか?。

ショップでは「うさぎがほしいです」と主張するキアヌですが、今はマリネがいるからだめだよと説明します。
マリネ捨てちゃう?と聞くと「いやです!」と・・・。
優しい子に育ってくれて、私は嬉しく思います。

ペットショップに行くと思う事があります。
私は魚釣りも好きなのですが、片方の魚は大事に餌を与え飼っているのに、片方の魚は針で引っ掛けて腹を割いて食べてしまう。
なんか、人間は矛盾していますね・・・。
もう少し大きな話になると、欧米ではクジラを食べる日本人を軽蔑しているようですが、うさぎなどは欧米では狩りの対象で撃って食べちゃうわけで、日本では考えられません。
また、テレビのドキュメンタリー番組などで、ライオンが狩りをして獲物を食べるシーンがあります。
食べられてしまう獲物をテーマに語れば、かわいそうという事になりますが、ライオン側をテーマにすれば、腹ペコのライオンがようやく食事に有り付けるという事でハッピーエンド。
人間の主観というのは、実にいい加減という事なのでしょうか?。

そういった命について、もしキアヌに問われたら、私はどう答えるべきなのでしょうか?。
かつて、私の友人がこんな事を言っていました。

子供が生まれたら、犬を飼うべきだ。
犬は子供の良い遊び相手になり、親友となるだろう。
子供が成長すれば、犬は更に大きく成長し、今度は子供を守る兄となるだろう。
やがて、子供が多感な思春期になるころ、犬は年老いて旅立つ。
子供に命の尊さを教えるだろう。

なるほど・・・犬か・・・トホホ・・・。

とりあえず私が教えている事は、魚釣りをして釣った魚を食べる時に、作ってくれたおばあちゃんの他にお魚にもいただきますを言いなさいという事だけです。