恐ろしきひまわり
しかも結構なゲテモノ食いだったかも知れません。
あの中華料理の腐った玉子、あるじゃないですか。
ああいうのも食べておりましたねぇ。
以前、結婚披露はお寿司屋さんでやったと書きました。
そのお寿司屋さんでの出来事。
うちのばあちゃんお得意であり、私が幼少の頃からお付き合いがあるそのお店。
私たちが来店して何か変った食材が入ると、すぐ食べさせたがる訳です。
その日はひまわりも一緒に、そのお店で夕食をいただいておりました。
その日は生きた白魚が入っているとの事。
生きた白魚は、踊り食いにするための食材です。
それにしても、白魚の踊り食い・・・
何とも残酷な食べ方であります。
出汁しょうゆの中に、白魚を生きたまま泳がせ、それをそのまま出汁と一緒に飲み込むわけです。
喉を通る白魚は、当然苦しみもがきながら我々の栄養となっていきます。
うぁ~私には出来ない・・・。
しかしながら、お店の店長は白魚の踊り食いを私たちに勧めるのです。
まぁせっかく仕入れた目玉食材ですから、お得意の私たちに勧めるのは当然の事かも知れません。
でも、私とばあちゃんはパス。
しかし、あろう事かひまわりは目を輝かせるのであります。。。
「アタシ食べてみたい。。。」
と言う訳で、招き猫家では一人前の踊り食いが出てまいりました。
ピチピチと出汁の中で跳ねる白魚・・・
それを口に運ぶひまわり・・・
「なんかこれ、おもしろ~い!アタシこれ好きかも~!」
結構残酷な女であります。
しかも
「もう一回食べてみたい。。。」
アンコールまで出てしまいました。
してやったりの店長。
うれしそうにお代わりを持ってきてくれます。
そして再び、それを嬉しそうに口に運ぶひまわり。
「もぐもぐ。。。」
え?もぐもぐ?
こいつ、踊り食いなのに噛んでるよ!
踊り食いは生きたまま飲み込むものです。
それをひまわりは噛んで食べているんですよ。
生きている魚を・・・。
以下、ひまわりの言い訳。
「え?だって食べ物じゃん。」
本当に私はこの人と結婚してよかったのだろうか・・・と思った招き猫一匹。。。
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