瞼の裏側にはいつも笑顔の神様がいる

元モデルでタレントのK・Uさんが、ハネムーンから帰ってきたとテレビの芸能ニュースで言っていました。
あーそうですか・・・。
何でも、数千万円もかけた旅行だったと。
そりゃ良かったですね。

世の中、格差社会と言われて久しいわけです。
経済アナリストの森永さんという方がこんな事を言っておられました。

「年収2000万円以上の人は、もの凄く運がいいか、あるいは悪い事をしているかのどちらかです。」

K・Uさんのご主人様はパチンコ業界の方だそうで。
パチンコ業界が、世の中の役に立っているかと言えば、お金を流通させていると言う面では役に立っているのかも知れませんが、私的には無くなってしまっても全く問題が無い業界です。
悪い事をして勝ち組に座っているような人は問題外ですが、このご主人様もある意味運が良かった人なのでしょう。

私などは、どちらかと言えば運が無い負け組みなのかもしれません。
そんな負け組が何を言っても遠吠えになってしまうのでしょうね。
しかし、それを知った上で言ってやりたい。

勝ち組になった方のお金の使い方って、少し違う気がしませんか?

そりゃ、ご自分が稼いだお金ですから、なにに使おうが自由ですけど。
私ならば、せっかく稼いだお金をもっと有意義に、世の中の役に立つように使いたい。

例えば、毎年紅白歌合戦に豪華な衣装で登場する歌手の方がいますね。
ある年の紅白に、普通の衣装で出演して

「今年の紅白は衣装にかける予定のお金を、困っている方のために寄付をさせていただきました。」

と言ったら、世論はどういった反応をするでしょうか?
恐らくは、その人が歌う歌にも重みが加わり、歌手としても人間的にも多くの人の信頼を得る事になると思うのです。
どうせ衣装代として消え行くお金。
一時の話題や自己満足、芸能レポーターのネタとして消え行くお金よりも、数倍も有意義な使い方のように思えるのですが・・・。

夜の六本木や青山通りをフェラーリやベントレーを乗り回す勝ち組が排出するCo2。
私はどうせなら、そんな勝ち組を目指したくはない。
私が勝ち組に入る事があったなら、軽自動車やハイブリッドカーに乗って、その分木の一本でも植えてあげたい。
やがてバトンタッチする子供たちのために、少しでも美しい地球をのこしてやりたい。
私はそんな勝ち組を目指したい。

コメント先: "神田さん、お帰りなさい" (2)

  1. 茶々 の発言:

    こんばんは☆
     
    年収2000万・・・って夢のまた夢です~(^^;)
    人生に勝ち組負け組みがあるとしたら私はどっちだろう?
    結婚出来ない(しない)女性を負け犬みたいに言ってた時もありましたよね(哀)
    何だか悲しいです・・・
    最近は×いちがステータスみたいになってる気もするし・・・
    それもちょっと違う気がしているのは私だけかしら?
     
    テレビで大食いをやっているとチャンネルを替えます
    食べられない人がいる(日本にも)世の中をどう思っているのかと疑問です
    馬鹿騒ぎをしている番組も見ません
    格差社会と言ってしまえばそれまで・・・なのかしら?
     
    ごめんなさい! いろいろ書いてしまいました
    私は宝くじに夢を見る一般庶民でも十分幸せなんだけれどね(^・^)

  2. 招き猫 の発言:

    茶々丸さん、いらっしゃ~い!私も思うんですよ。勝ち組負け組なんて言葉は、メディアがついている嘘です。誰もが自分だけの人生を歩んでいるわけだし、誰のようになりたいと思って生きているわけでは無いでしょう。だからそんなのは、み~んな嘘なんです。例えば、銀座のお店で毎晩のように飲み歩いて、お金を使う事でしか快楽を得られないような人と早くにセミリタイヤして、海の近くの田舎の一軒屋で自分と家族が食べる為の野菜を作る生活。どちらが幸せなのでしょうね・・・。もちろんどちらが幸せであるのか、計るものさしはありません。私が只ひとつ言いたいのは、何らかの形でお金を得た人は、少なくともそうでない人の手本になって欲しい。それだけなんですよ。あ、もうひとつ!もし私が料理人だったなら、大食いのために料理は作りません。人に苦痛を与えるための料理など、料理とは呼べませんから。あれでは食べ物を捨てているのとなんら変わりはありません。

コメントを残す