長期入院中のカミさんに頼まれていた事がありました。
「入院中に見たいビデオがあるから、全部揃えておいて!。」
その中に、「北の国から」全話とありました。
私はあまり好きじゃなかったんですね、あの作品。
そもそも、テレビのシリーズもののドラマでやっていたのは、もう22年くらい前になるのでしょうか?。
何となくあの2人の子供の成長日記のような作品のような気がして「そんなのはどうでもいいや・・・」という印象しかなかったんですね。
今回は、当然最初の1時間もののドラマの第一話から、長編の最終話の「遺言・後編」まで全部揃えてみました。
「アンタも見なさい!。」
というカミさんの言葉から、暇な時に最初のドラマの第一話から見てみる事にしました。
見てみると、それがどうも、いやはやなんとも、なかなか・・・イイわけです。
北海道の大自然と、カワイらしい動物達、その中で繰り広げられる人間模様。
大自然に対しての人間の弱さ、諦め、そしてそれでも立ち上がろうとする勇気。
ヘタレだった都会っ子の少年は、次第に男としての強さが芽生え、少女は悩み、考えながら美しく成長していく。
大人の人間の強さと弱さ、大自然の美しさと醜さ、少年達はそれらを吸収しながら、やがて自らの足で歩いていく事を選ぶ。
起承転結がいささかあやふやで、なんやねん!この終り方!という感じもありましたが、やはり優れた作品だったのがわかりました。
何より感動したのは、中島みゆきさんの音楽が随所に使われており、それがまた・・・イイんですよ。
最近では多くのヒットを飛ばしているみゆきさんですが、本当のみゆきさんは今TVなどで流れているようなモノではありません。
私の好きな本当のみゆきさんは、もっと怨念の世界なのです。
人間の弱さを謳っているのです。
百年しても私は死ねない
私を埋める場所など無いから
百億粒の灰になっても私
帰り支度をし続ける・・・
(異国)
故郷へ向かう最終に乗れる者は急ぎなさいと
優しい声の駅長が街中に叫ぶ
振り向けば空色の汽車は今ドアが閉まりかけて
灯り灯る窓の中では帰り人が笑う
走り出せばまだ間に合うだろう
飾り荷物を振り捨てて
街に・・・挨拶を・・・
振り向けばドアは閉まる
(ホームにて)
人は強くあるべきで、弱さは人の醜さであると勝者は言うが、私はそうは思わないのです。
人の弱さにこそ温かみがあり、唄があるのです。
その中で少しずつ成長していくのが、人の本来の姿ではないのかと・・・。
今更ながら「北の国から」でそんな事を感じた招き猫でした。
コメント先: "北の国から病院へ" (18)
遊びに来たよ。世の中にはいろいろな仕事があるもんだと、感心したオイラなのだ。
怨みま~す 怨みま~す ってのもあるね。
映画好きの父親が長期入院中、ここで映画が観れたら最高!と言うので
テレビデオを購入して病室に持っていきました。
それからは録画した映画のビデオをとっかえひっかえしてましたが、
その間、つきっきりで看病をしていて映画どころじゃない母親は寂しそうでした。
一緒に観て、ちょっとでも現実から離れる時間があってもいいのでは・・
ってつもりでしたが、母親はそれどころではなかったんですよね。
別にそれで怨まれてるわけじゃないけど・・・。
ムー キャロもあのドラマ苦手で 全く見てないんだわ。山田監督だっけ? 都会の人の、北海道への思い込みは分かるが、住んでる本人たちにとっちゃ、関係ないのさ。基本的に昭和の泥臭い世界が嫌いなんで…好きな方 ごめんなさいです
私も一話も観てない。なぜなんだろ。別に嫌いな訳じゃないけど、ドラマってあんまり観ないからなあ。
特に、泣きそうなやつは・・。
奥さんが「~みたい・・」とか「猫さんもこれみて~」っていうの嬉しいですね。自分が感動したものをいっしょにみたい。これぞ夫婦愛! このドラマ個人的には思いがありますが・・・(><)
中島みゆきさん 好きですね。我が青春の失恋歌でしゅ~^^;
こんばんは^^;
姫も見てないんですよね・・・ぜったい泣くもんね・・・苦手です。。。
それに寒いのも・・・しもやけできるから・・ん?関係ないか?
中島みゆき「黄砂に抱かれて」熱唱したら姫=中島みゆき♪になっちゃって~
スキだけど~難しいのよね~みゆき節って~ ♪ウソつき ウソつき 込上げる~♪
卵屋えっちゃんさん、はじめまして!。ようこそいらっしゃいました。
ありますねぇ、色んな仕事。
自分を選んでくれた消費者に喜んでもらえるような仕事をして行きたいと思っております。
わっさん、いらっしゃ~い!。
どうしても入院するとわがままになってしまうところがありますね。
自分の家に帰れないというストレスは、想像以上に大きいと思います。
しかし、付き添う周りの人も、同じくらいのストレスが発生しているというのも、事実かもしれません。
入院してしまうと、そういう事はわからなくなってしまうものですね・・・。
うらみ・ます エレーン 異国
みゆきさんの怨念の曲3部作ですねぇ・・・。
キャロさん、いらっしゃ~い!。
ちゃうがな!ねえさん。北の国からは倉本聰先生脚本やがな。
監督は誰だか知りませんが・・・。
倉本聰さんは、富良野在住ですから、北海道開拓時代の事もドラマで描いておりますよ。
大滝秀治さんのセリフがイイんですよ。
「ここを出て行った者に恨みなど無い。気持ちもよ~く解る。だがな、出て行った者にはこれだけは忘れて欲しくないんだ。お前らは逃げたんだ。ワシらを置いて逃げて行ったんだ・・・。」
このセリフがねぇ・・・泣かせる訳ですよ・・・。
その他に、都会の人が北海道の暮らしに憧れる事を、すこし皮肉っぽくいう事もあります。
キャロねえさん、結構都会派だから好きになれないのかもしれませんね~。
やぶせんせ、いらっしゃ~い!。
せんせーお忙しいでしょうからね・・・長編が多いから見難いですよね、この作品。
私はこんなドラマでは泣かない自信がありましたが、実際に見てみるとやばいシーンが!。
年齢と共に泣きやすくなるって聞きましたが、本当なのでしょうか?。
あぐねすさん、いらっしゃ~い!。
えっと・・・ほぼ強制的に見ろ!って感じでありました。
これも夫婦愛なのかしら・・・。
お返しに、私がむりやり見せているのもありまして。
カミさんには、TRICKを見せております。
けっこうはまっておるようであります・・・。
みゆきさん。
おぉ!仲間~!。
月曜深夜のオールナイトニッポン、欠かさず聞いておりました。
私のベストアルバムは、「寒水魚」です~!。
これも、悪女の頃ですから、かなり古~いですね~!。
姫!いらっしゃ~い!。
えっと、泣くのは覚悟して、部屋を暖かくして見ればいいかと・・・。
しかし、全部見ようと思ったら大変ですね~!。
一応続きモノなので、最初から見ないとわかんないところもありますし。
黄砂に吹かれて・・・。
どうして工藤静香ヴァージョンはああなってしまったのでしょうか?。
みゆきさんのアルバムヴァージョンの方は、別の曲のようにいいですよね~!。
みゆきさん、いろいろな人に曲を提供しておりますが、過去にもこういう事がありました。
「化粧」という曲を桜田淳子さんに書いたんです。
彼女はヘラヘラと笑いながら唄ったのですが、みゆきさんがレコーディングしたときは泣きなが唄っていたんです。
同じ曲を表現するのに、歌い手によってこんなにも違うものかとおもいました。
暗くって、口先だけで歌う。
あれは中島みゆきにしか出来ない技ですね。
それがいいー!
って人がイッパイいましたよー。
-t323
にいさん、いらっしゃ~い!
そうですか~にいさんの周りにも!。
私が知る限り、レコーディングの最中に泣く人って、みゆきさんと美空ひばりさんくらいだと思います。
それだけ歌に感情移入しているんでしょうね。
弱さが人間らしいっていうの、わかります!!
でも、どうせ・・・・っていじけるんじゃなくて、
じゃあその中でどうやって生きていこうかな?
っていう所を見つけられる人は、もっと温かい。そう思います。
KZさん、いらっしゃ~い!。
とっても頑張っている人が、時々お酒を飲んで漏らす弱音とかって、とても人間らしくてイイな~と思いませんか?。
うんうんよしよしって、慰めたくなります。
いつも冷静で、機械の様にクールな人ってのもいらっしゃいますが、私は非常に苦手です。
自分だけではなくて、人間なんてみんな弱い存在なんだと思うと、どんな困難も乗り切れる気がします。
うん、うん。それはとてもわかります♪
そういう時の「俺なんて~!!」は、かわいい(❀ฺ◕ฺω◕ฺ)
そして、今回の社長さんも(笑
KZさん、まいど!。
うん!かわいい~っていう表現は女性らしいですねぇ。
酒を飲んで弱音を吐くって、男の方がハマるというか、似合うと言うか・・・。
いざと言う時は、女性の方が精神力が強いですよね。
男性が出産の辛さを経験したならば、精神力が持たないという話を聞いた事があります・・・。