瞼の裏側にはいつも笑顔の神様がいる

屋守

 
やぶ先生のブログで、やもりの話が出ていました。
読んでいて思い出した話がありましたので、私もやもりの話を書いてみようと思います。
 
 
フォーク歌手のさだまさしさんがコンサートで話してくれたお話。
やもりという生物は、完全な一夫一婦制なのだそうです。
人間と違い、絶対に浮気などしないんだそうです。
 
あるやもりの夫婦が古い家に棲んでいました。
その家はとても古く、ある日屋根の修理をする事になったそうです。
職人さんがクギで屋根の板を打ち付けていると、運悪くそこの部分の屋根裏にやもりの奥さんがいて、一緒にクギで打ち付けられてしまったんだそうです。
しかし、やもりという生物は生命力が強くて、やもりの奥さんはそのまま生きていたんだそうです。
 
そして一年後、屋根の修理をした職人さんが、自分のした修理の点検をする為に再び屋根裏に上がった所、クギで打ち付けられたやもりの奥さんを発見したんだそうです。
やもりの奥さんは、クギで打ち付けられてから一年たっても、まだ元気に生きていたんだそうです。
しかし、いくらやもりが生命力が強くても、一年もの間身動きが取れない状態では、餓死してしまいます。
そのやもりの奥さんは、どうやって生きながらえたのでしょうか?。
実は、やもりの旦那が、身動きが取れなくなってしまった奥さんやもりのために、せっせとエサを運んであげていたらしいのです。
 
なんと言う夫婦愛!
 
これぞ究極の無償の愛というやつではないでしょうか・・・。
この話を聞いてから、私はやもりと言う生物がとっても好きになったのでした。
 
 
その後、このやもりの夫婦がどうなったかは知りません。(又聞きなモノで・・・)
皆さんのご想像にお任せいたしましょう。
質問は一切受け付けませんので、あしからず・・・。
 

コメント先: "屋守" (20)

  1. 美佳 の発言:

    こんばんは。
    素晴らしいお話ですね~~
    感動しました。^-^

  2. 招き猫 の発言:

    美佳さん、いらっしゃ~い!。
    やもりのお話ですが、感動ですよね。
    人間とは大違いです・・・。

  3. キャロ の発言:

    ムー夫婦ずいしょう?って今のねこたんのこったな。
    頑張って!

  4. おはよう^^
    夫婦愛はすばらしいに尽きますが・・・もう一つ感心したのは釘が刺さっても生きてたってことですよ~
    姫なんかちょっと打撲しただけで1ヶ月経っても治らへんのよ~痛いしー
    人間って弱っちいのんかなぁ~・・・姫だけ?

  5. わさび の発言:

    痛ぁ~。。。 
    ということは、浮気癖のある旦那さんは柱に釘で打ち付けて、
    食事だけ与えればいいってことですね? すばらしき夫婦愛!
    ところで、奥さんヤモリにできた釘の穴は再生するのでしょうか?
    それとも、風通しが良いままなのでしょうか?

  6. ねす の発言:

    ここ何日かでやもりについての考察が深まりました。次回お目にかかるときは多分尊敬のまなざしで彼ら?をみたいと思います。
    夫婦愛いいなぁ。今日電車で80歳過ぎの老夫婦が片寄せあって、優先席にすわっていました。おばあちゃんが立って、フラッとなった時におじいちゃんのリュックを引っ張っていました。減量しないとこういうことはできませんね。これからお昼ねします(U_U)Zzz

  7. あの~質問は受け付けないとのことですが・・・
    考えたり~人に聞いたらり~やもりって何を食べるんですか?

  8. teesan の発言:

    なんとっ! 感動ヤモリ!
    フィクションであってもうれしい話♪
    -t323

  9. 招き猫 の発言:

    キャロさん、いらっしゃ~い!。
    うむ、そう言われて見れば今のわたしかも・・・。
    エサもちゃんと運んでいるし。
    この前、ロールキャベツのクリーム煮を、某シャトルシェフなる保温鍋に入れて持って行ってあげました。
    泣きながら食ってたな・・・。

  10. 招き猫 の発言:

    姫!いらっしゃ~い!。
    いやいや、私も痛いのはダメです。
    痛いのと言うよりも、血がダメです。
     
    姫、この前折角のお休みなのに、お仕事しちゃったもんね・・・。
    安静が一番なのにねぇ~。
    必ず良くなるから、今は辛抱だよ!。
    でも、無理は禁物。。。

  11. 招き猫 の発言:

    わっさん、いらっしゃ~い!。
    うむ・・・打ち付けるのは本物の旦那さんではなく、藁人情か何かにしてください。
    食事は本物の旦那さんにね~!。
     
    だから、その後のやもり夫婦の事は知らないんですよ~。
    奥さんやもりのクギを抜かれたのか、それとももしかして、打ち付けられたまんまなのかも・・・。
    ま、生きているんだからいいか・・・という事で。
     

  12. 招き猫 の発言:

    あぐねすさん、いらっしゃ~い!。
    深まりましたか~!やもりの考察。
    クモの話はいたしませんが・・・。コワイですから。
     
    肩を寄せ合う老夫婦・・・いいですねぇ。
    ウチもそうなりたいわ~!。
    ちなみに今は、若い女性に目が行ったりすると、カミさんに棍棒で殴られたりしております。
    道は険しいっす。

  13. 招き猫 の発言:

    姫~!まいど!。
    えっと・・・基本、カエルなんかと同じ両生類なので、ハエとか蚊などの小型の昆虫などを召し上がっているんじゃないでしょうか?。
    旦那さんはわざわざそういった昆虫を捕まえては、奥さんやもりに届けていたんですね~。

  14. 招き猫 の発言:

    にいさん、いらっしゃ~い!。
    さだまさしさんは、建具屋の加藤さんという仲良しのお友達がおりまして、その方から聞いた話らしいです。
    実話かどうかは、定かではありませんが・・・。
    でもいいお話でしょ?。

  15. 綺香 の発言:

    ヤモリ(カナチョロっていいます、我が家では)の話し、どこかで聞いたことがある・・・と調べたら、「煙霞綺談」という昔の怪談にありました。
    そこでは人情怪談として、25年も生き永らえた~、コワーイ!でも愛よねって事のようで。
    ・・・・思うに大工さんがその後クギを抜いてあげて、ヤモリ夫婦は仲良く去っていった。がオチとしてはいいですよね。
    んで、恩義に感じて、恩返し・・・・ぁ、話しが変わっちゃった。
     

  16. 招き猫 の発言:

    紫さん、いらっしゃ~い!。
    ベースになっているお話がちゃんとあったのですね~。
    知りませんでした・・・。
     
    恩返しと言うと、やもり夫婦はこの家の害虫駆除を一生懸命頑張りました・・・という所でしょうか?。
    やもりの精とか出てこられても、こまりますよねぇ。
     
    かなちょろ。
    かなへびと何か関係があるのでしょうか?。

  17. そうかー・・・なんか、
    ヤモリ(家守とする)としてふさわしいっていうか、そういうお話ですねー
     

  18. 招き猫 の発言:

    KZさん、いらっしゃ~い!。
    そうですか!関心を持っていただけましたか~!。
    今後、やもりを見つけたら優しく接してあげてくださいね~!。
    なんでも、彼らは鳴くらしいですよ。
    ギョエ~とか言って・・・。

  19. 泣きますよ!!鳥の鳴き声っぽいんですヨー。
    うちの家の周りにたくさんおります。
     

  20. 招き猫 の発言:

    KZさん、まいど!。
    おぉ!たくさんいるんですか~!。
    ウチの方では、古い家があまりないせいか、滅多に見ることはありません。
    この周辺は、少し前は森だった所ですから・・・。
    色んな所にやもりがペタペタ張り付いていたり、泣き声が聞こえてきたら、なんか楽しそうですねぇ。

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